■KDMとは
■2017年 KDM年間方針
  • 震災から1年
    • 昨年4月に発生した一連の熊本地震から1年が経過し、街中も漸く落ち着きを取り戻し、鳴り響く工事現場の騒音からも、復興の兆しを感じる今日この頃です。しかし一方では、罹災した患者さんの中に、未だ仮設住宅からの通院を余儀なくされている方々もおられ、完全に復興し、前進するにはもう少し時間が必要ではないかと思われます。我々KDMも大きな被害はなかったとはいえ、診療自体に何かしらの影響があったわけで、今年度は、リセットできるところはリセットして、今一度足元を固め、前に踏み出す良い機会になればと思っています。
  • 40周年に向けて
    • 早いもので、30周年記念発表会から5年が経過し、今年は40周年への中間地点にあたります。
    • 前回の教訓を生かし、1人の脱落者も出す事なく、1人もポスター発表に回る事なく、全員発表を目指し行きたいと思っています。
    • そのためのスタートダッシュを後押しすることが今年度の執行部の役割であり、前回実行委員長を勤めたわたくしの責務だと思っています。
  • 委員会をフル活用
    • 昨年度から、境会長が自ら発案された「委員会」が起動始めました。昨年度は地震の影響もあり、表立った活動はあまりありませんでしたが、せっかくできたものですから、それをフル活用することで、全員参加型のアクティブな活動を促せるのではないかと考えます。
    • 本年度は執行部をミニマムにして、今まで執行部で行ってきた仕事を委員会に振り分けることとしました。
    • それぞれに委員会で話し合い、それを役員会、内容によっては諮問委員会に上げていただければと思います。
  • 例会について 例会の活性化と質の底上げ
    • KDM40周年への試金石というわけではないのですが、会員全員の足並を揃えようということで、今年度は例会のケースプレをリノベーションすることにしました。
    じっくり1症例
    • 今年のケースプレは、一人1症例の発表とします。もちろん参考症例として1〜2枚使っていただいても構いません。ご自身の自慢の症例、こだわりの症例、心に残った症例など…。経過があるに越したことはありませんが、要は、その患者を前に、どのようなことを考え、どんなことを行い、結果どうだったのかをきっちりプレゼンテーションしていただければと思います。そして「質」にこだわってください。そのための1症例ケースプレです。
    時間、枚数の制限
    • 40周年のことはまだ何も決まっているわけではありませんが、前述しましたように、平等の時間配分で、全員発表を目指していければと思います。よって当然、時間内に完璧なプレゼンを行わなければならなくなります。今年は、一人20分の発表、スライド枚数は、25枚〜30枚としたいと思います。決められた時間で、決められた枚数で、きりっと引き締まったプレゼンを期待します。
    座長について
    • 前年度までは、演者一人に対して座長を持ち回りで一人ずつという形式でした。これはこれで皆が平等に経験を積むことにはなったかもしれません。しかしご存知のように座長の個人差により、会の進行やディスカッションの質にばらつきが出ていました。よって今年からある程度座長を固定化し、ばらつきを是正することとしました。そして例会を一人の座長で行うことにしました。今年はまず例会委員会のメンバーで持ち回りでお願いしました。大変だとは思いますが、気合いを入れて頑張ってください。そして何卒、評価表の座長の欄に一言コメントを書いてあげてください。
  • シニアと若手の相互理解と協調
    • 20周年当時のほぼ横並びの年齢構成が、時間とともに少しずつ縦に延び、途中、中間層が稀薄化し、その後若い先生方が数多く入会して頂いたこともあり、結果、会の年齢構成の様相が真ん中がくびれた歪なフォルムになってきました。その事象が、世代間格差を助長することにもなっていると思われます。40周年に向けて足並みをそろえていくにしても、そのギャップをなるべく埋めながら、同じ方向を向いて、会が一丸となって進んでいく必要性を感じています。そのことはシニアよりも若手の先生方の方が強く感じているところだと思います。今年はスケジュールの最後に「若手の時間」という時間を設けました。若手は若手でそれぞれが切磋琢磨しています。また他の勉強会との他流試合も多くこなして頑張っています。そんな若手の先生方が、どんな事に注目し、どのような臨床を行い、どんな疑問を抱えているのか…。会がまとまる一助になればと考えています。
              今年も1年間よろしくお願いいたします。           2017年度KDM会長 栃原秀紀

■KDM沿革
1982年に故添島義和先生が勤務医の勉強会としてスタートしたのが始まりです。当初は添島歯科医院や他院の勤務医、開業間もない若い歯科医が集って添島義和先生の講義を拝聴したり、支台歯形成の実習などを行っていましたが、その後に会員の症例報告を中心とした会に変遷してきました。現在では発足当時のメンバーは数えるほどになりましたが、その後に入会した歯科臨床に熱意を注ぐ歯科医により年々充実したスタディグループになり運営されています。

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・KDM創立10周年(1992)





・KDM創立20周年(2002)





・KDM創立30周年(2012)
KDM30周年記念講演会の収益の全てとKDMの義援金を合わせて、2014年4月日本赤十字社へ東日本大震災復興義援金として寄贈させていただきました。





・KDM30周年記念誌