▲TOPへ

■KDMとは
■会長挨拶
2023年度 KDM年間方針

今年度 KDM 会⻑を務めさせていただきます井⼝佳⼤です。

新型コロナウイルスの感染症分類が2類から5類へ変更され、街は⼈で賑わい、コロナ禍前に近い世の中に戻りつつあります。コロナ禍で KDM は、様々な⼯夫をしながらオンライン例会を開催してきました。今後の例会の開催形態について考えるため、アンケート調査を⾏ったところ、オンラインの利便性とリアルの深いディスカッションのそれぞれを求める意⾒が半々でした。そこで、今年もリアルオンラインの両⽅を併⽤した例会スタイルを採⽤することにしました。

私は、KDM の魅⼒の⼀つに、「会員同⼠の深いつながり」があると考えています。これまでに直接対⾯での例会を通じて、ディスカッションを重ねることで、深いつながりが⽣まれてきたと思います。オンラインを使⽤する場合でも、リアルと変わらない深いディスカッションを⾏うことで、KDM がその魅⼒を維持し、発展していくように努めたいと思います。また、リアルで⾏われる例会やイベントには積極的に参加していただくことも重要だと考えています。全員で K D M を盛り上げていきましょう!



発表テーマは「挑戦」

昨年は、K D M の50周年に向けての第⼀歩として、「⾃分が注⽬していること、⼤切にしていること」をテーマに例会が開催され、様々な演題で盛り上がりました。今年は、2歩⽬として、「挑戦」というテーマを設定しました。症例の経過観察は KDM で⼤事にされてきた部分であります。その上で、新しいことに取り組まれている先⽣もいらっしゃると思います。今回のテーマは、そのような新しい取り組みも発表しやすいものにしました。ベテランの先⽣の挑戦、中堅・若⼿の挑戦は取り組み⽅に様々なものがあると思いますが、会員の先⽣の発表が、次の臨床アイディアにつながることを期待しています。

⾃由度の⾼い時期だからこそ、何か新しい取り組みを⾏える年にしていきたいと考えています。



例会・座⻑について

今年は、ご都合の合うときで⻭界展望の編集者萩原さんに例会参加していただきます。
座⻑については、昨年と同様に全員が平等に経験を積むことができる持ち回り形式で運営していきます。



委員会の活性化で全員参加型のアクティブな活動を!!

今年も委員会のメンバーの⼊れ替えを⾏わせていただきました。K D M 内での全員参加型のアクティブな活動を促すことができたらいいと考えています。そのために、以前南川先⽣が会⻑の際に⾏われていた、委員会毎の上半期と下半期に 1 度の集まりを復活させたいと思います。各委員会の活動でできることを話し合い、役員会や諮問委員会に挙げていただけると幸いです。

■KDM沿革

1982年に故添島義和先生が勤務医の勉強会としてスタートしたのが始まりです。当初は添島歯科医院や他院の勤務医、開業間もない若い歯科医が集って添島義和先生の講義を拝聴したり、支台歯形成の実習などを行っていましたが、その後に会員の症例報告を中心とした会に変遷してきました。現在では発足当時のメンバーは数えるほどになりましたが、その後に入会した歯科臨床に熱意を注ぐ歯科医により年々充実したスタディグループになり運営されています。



* 画像をクリックすると拡大されます。
・KDM創立10周年(1992)






・KDM創立20周年(2002)





・KDM創立30周年(2012)
KDM30周年記念講演会の収益の全てとKDMの義援金を合わせて、2014年4月日本赤十字社へ東日本大震災復興義援金として寄贈させていただきました。





・KDM30周年記念誌